2011年12月30日

もう読んでしまった本

年明け6日からじゃないと図書館は開かないというのに、もう3冊も読んでしまってさあ大変。

小谷充『市川崑のタイポグラフィ 「犬神家の一族」の明朝体研究』は、1976(昭和51)年公開の映画、『犬神家の一族』の、スタッフ・出演者のクレジット用に使用された巨大な明朝体と、その特殊な配置についての本。
明朝体だけでこんなにドラマチックな本が出来上がるとは! と感動しました。
いやはや、とてもわくわくしながら読みました。

松本修『全国アホ・バカ分布考 はるかなる言葉の旅路』は、数年ぶりに再読してみようと借りました。
数日かけてゆっくり読もうと思っていたのに、あっさり一日で読破してしまいました。
まあ再読だしな……。
バカの語源が、白楽天の詩の一部の、「馬家の宅(ばかのたく)」から来ている説が、いまだに世間に広まっていないのが残念至極。
もの凄く納得のいく説なんですけどね。
この本もドラマチックで、読んでいる間とても幸せでした。

梶川信行『額田王』は、ちびちびと4日くらいかけて読み進めました……が、やはり彼女は謎の多い歌人のようで、これといった新発見がなくてがっくり。
わたくしの、「歴史上の人物で気になる人トップ10」にランクインし続けている方なので、ちょこちょここの手の学術本も読んでおりますが、謎は深まるばかりです。


さて。
そろそろ2011年もおしまいですね。
今年のブログ更新は今夜が最後です(明日は深夜までテレビを見まくる予定☆)。
皆さま良いお年を~。  
タグ :読書


Posted by tack at 23:55Comments(0)本・小説

2011年12月29日

うっかりと狂喜乱舞

友人Tから電話があり、「図書館っていつまで開いてるんだっけ?」と聞かれ、「28日までだよ」と即答。
友人は朝イチで本館へ、わたくしはY図書館へ行き、それぞれそこで借りたい本を借りてから会い、マンガの貸し借りをしようとなりました。
わたくし、準備万端で予定通りに図書館へ向かい、坂道を自転車で軽快に下っていたら、ふと、
(あれ? 自室の灯油ストーブをちゃんと消火したっけ??)
と不安でいっぱいになる。
消した記憶が全くない。やばい。
寒いのに冷や汗がどばどば出始めるが、もう自宅より図書館のほうが近い。
こうなったら、さっさと借りたい本を借りて、自宅にとんぼ帰りをしよう! と決心。
館内をさささっと歩き、本の貸し出し手続きを済ませるや、猛ダッシュで家に向かわんと坂道を駆け上がる自転車。
玄関からどたばたと自室に直行すると、
ストーブの火は消えてました。

……ちゃんと消してた…………(←がっくり)。
もんの凄く焦って、真冬に脇汗をだらだら流したのは何だったのか。

脱力しつつ再び外出。
無事、友人Tと会いました。
借りたのは2冊。

まずは、荒川弘『銀の匙 2』。


悩み多き青春マンガ。
それにしても出て来る食べ物どれもがとても美味しそう。

2冊目は、石動あゆま『コーセルテルの竜術士ガイドブック』。


見どころ満載で、まだ全部読めてません。

ところで、こんな物をいただいてしまいましたよ~。


きのこストラップ。
ドクツルタケicon12  うっひょ~~~☆
これ、日本で最凶の毒きのこですよ! 別名、「死の天使」。
きのこ好き(かつ、毒物に興味津々)のわたくし、嬉しくてたまりません。
今、あっさりと「毒物に興味津々」と書いちゃいましたが、誰かに使おうという意図ではないとお断りしておいたら余計に危険人物か(笑)。  


Posted by tack at 00:25Comments(0)日常

2011年12月27日

読書は計画的に

荷宮和子『食べテツの女』を読みました。
「乗りテツの駅弁派」から、駅そばやエキナカのサンドイッチやお菓子も食べる、「食べテツ」なる言葉を勝手に作って名のっている著者のエッセイです。
この方、小さい体なのにもりもり食べます。とても良い食べっぷり。

……しかし、年末年始用に図書館から借りて来た本なのに、もう読んでしまっちゃいかんだろう。
明日、また新たに4冊ほど借りに行きますよ。明日が今年ラストの図書館です。明後日から来年5日まで休館なのですよ某市立図書館は。  
タグ :読書


Posted by tack at 23:39Comments(0)本・小説

2011年12月25日

現実逃避

寒くて灯油の消費量が大幅アップ。
30分ほどで自室がほかほかになっていた先日までが、何と幸せだった事か!
今や1時間は火が必要です。
ストーブを消したら消したで、すぐ外の冷気が室内に侵入して来るし。
そしてひどい空気の乾燥。
背中がかゆい~。手の甲も足も粉ふき状態。くちびるはカッサカサ~。
母いわく、「あんたは昔っから乾燥肌なんだよ」。
面倒臭がりだから、保湿クリームを塗り忘れて悪化の一途をたどる。
とうとう逆むけ(ささくれ)が出来ました。水に触れるたびに激痛が走り、うめく。
くちびるはリップクリームを塗ればいいのですが、どうもメーカーによって相性の善し悪しがあるみたいで、今使っているのを塗ると余計に荒れてしまうのですよ。もういっそサラダ油でも塗っておこうか。

さて。
谷川流『涼宮ハルヒの驚愕(前)』を読了。
今は、『涼宮ハルヒの驚愕(後)』の半分まで読み進めてます。
今夜中に読破予定。

今日もまた図書館へ行って来たのです。昨日今日と2日連続ですよ。
昨日は市内で一番古い図書館本館、今日は自宅から一番近いY図書館。
年末年始の休館で、長らく本を借りに行けなくなる時期がじ~わじわ迫っていて、とても焦っているわたくし、借りだめしようとしているのに、何だって今日借りて来たばかりの本を2冊も一気読みするのか……本末転倒。
もう一度新たに借りに行かねば……。

むさぼるように本を読んでいるのは、まだ真っ白なままの年賀状を正視出来ないからなのです。  
タグ :読書


Posted by tack at 23:52Comments(0)本・小説

2011年12月24日

今日、イブだったのか

午後に図書館までお出かけしました。
寒いので、防寒対策はばっちりでしたよ。靴下2枚重ねしましたからね~。

さて。
読んだ本は2冊です。
今日借りたぶんじゃなく、前回図書館から借りていたものです。

長嶋有『ぼくは落ち着きがない』。
高校の図書室が舞台の青春……なのか? でも日常ってこんなふうに淡々と過ぎて行くものです。
タイトルに「ぼく」とあるから、主人公はきっと男の子だわ~と思っていたら、女の子だった……。

小野不由美『ゴーストハント7 扉を開けて』。
シリーズ完結!
その昔に文庫版を読んでますが、内容をすっかり忘却して幾年月、改めて読むと新鮮なのは喜ぶべきか否か。
まあ、とりあえず全部読み終えてホッとしてます。

で。
図書館に行った帰りに雨(行きは晴天だった)に当たっちまいまして、これはどこぞで雨宿りしたほうが良いだろう、とブックオフでしばし時間を過ごしていたら、気になっていた本を発見。
ここで会ったのも何かの縁だから購入してみました。
天野真歩『コヅミトキ』。


これ、ナンバーがふってないから、1冊完結かと思うでしょ? 思いますよね普通! 
読んでみたら、どうも続きものみたいですよ……。
この、「詰めが甘い」わたくしはどうにかならぬものか。

ところで世の中はクリスマスイブだったんですね。
ひとりで寒風の中を図書館に向かうくらいだから、世の中とズレまくってます。
家人が用意したケーキを食べて、どうにか時流に乗ってみる。


これ、イトーヨーカ堂のやつです。
わたくしはチョコのほうをがっつりいただきました。


イトーヨーカ堂、ケーキのパンフ(カタログ)にAKB48を起用したもんだから、ファンがごっそり持って行ってしまい、パンフが不足してました。  
タグ :読書マンガ


Posted by tack at 23:47Comments(0)本・小説

2011年12月24日

違和感

冷え込みが厳しいですね~。
クリスマス頃って、毎年こんな感じでしたっけ?
寒過ぎて、蒲団の中でじっと本を読み続けられません。
すぐに指先が冷たくなって、耐えられず。
夜中の読書がはかどらないけど、暇を見つけてはちびちび読んでます。
この時期は年賀状を書かねばならんのですが……現実逃避中。
あとで泣きを見ること必至。

読んだ本は2冊。

レスリー・メイヤー『史上最悪のクリスマスクッキー交換会』。
タイムリーかな~と思い、借りてみました、主婦探偵第6弾。
ミステリ好き(という設定なのだが、あまり活かされてない)の主婦、ルーシーが殺人事件に巻き込まれて、いつも命の危機にさらされるシリーズです。
ルーシー、うっかりミスが多い。
あと、彼女の住む町は殺人がらみの事件がばんばん起こり過ぎです。

樋口毅宏『さらば雑司ヶ谷』。
先に続編の、『雑司ヶ谷R.I.P.』を読んでいるから、違和感が……。
読む順番って大事ですよね。
仕方ないんですよ、某市立図書館では続編しか蔵書してなかったんです最近まで。
リクエストが多かったのか、ようやく1作目が入った模様。  
タグ :読書


Posted by tack at 00:15Comments(0)本・小説

2011年12月22日

ど忘れとロマンス

そういえば、先日に友人Tと会ってマンガの貸し借りをしたんですが、借りたマンガについてをここに書き込むのを忘れてましたよ。
てな訳で、3冊借りております。

まずは、岩岡ヒサエ『ねこみち』。


ねこまんが。
このマンガの最後の最後に、

ご注意……作品中の猫の飼育法やエサの与え方は、
一般的に正しいものとは限りません。


なる文言があり、これを記しておかねばならん現代の窮屈さは何なんでしょ。

続きまして、石動あゆま『コーセルテルの竜術士~子竜物語~ 3』。


このシリーズも通算で15冊目か……長いなぁ。
とは言え、この世には『こち亀』というとんでもない作品が存在しているから、15冊などどうって事ないのかも知れない。

ラストが、水月とーこ『がんばれ! 消えるな!! 色素薄子さん 1』。


貸してくれた友人Tが、古書店で1巻のみ見つけて安価で購入したもの。
もう5巻くらいまで出ているはず。
「1巻だけしかないけど、読んでみる~?」とにこやかに差し出されたからには読むしかあるまい。
今回借りている3冊は、ともにほのぼの系。



は~い、ここから自己満足でしかない、ロマンス小説の感想に突入です。
時間と心に余裕のある方は、お付き合いください。

オリヴィア・パーカー『壁の花の舞踏会』。
おとなしくて目立たない娘(メガネっ娘)に、放蕩者として有名な伯爵が恋する話。
放蕩者って言葉、ロマンス小説でしかお目にかかれません(笑)。
伯爵のおばあさんの、ルイゼットさんがいいキャラしてます。孫を真人間にするために、ぼけているふりをしてあれこれ画策してくれます。
もうひとり、伯爵の愛人(人妻ですよ!)が、マントの下はすっぽんぽんで伯爵の家にやって来て誘惑したり、メガネっ娘に嫉妬して彼女ののどにペーパーナイフを突き付けたりと、これぞ悪役! な行動を取ってくれて、読んでいるわたくしは笑いが止まりません。

テレサ・マデイラス『公爵夫人の密やかな小説』。
好奇心の塊なおてんば娘が、隣の家に住む“人殺し侯爵”なる人物に興味を持って近づいたら、流れのままに結婚。
いざ屋敷に妻として入れば、前妻の娘がいるし、使用人たちも何か変だし、夜中に奇妙な事が起こるし、旦那の悪名も謎だらけという、ちょっと見ホラーテイストかと思いきや、不器用な男がうじうじしているだけでした。
ロマンス小説って、女性のほうがとことん精神的に頑丈です。  
タグ :読書


Posted by tack at 19:55Comments(0)本・小説

2011年12月21日

読んだ本

そろそろ年末年始の長期休館となる図書館なので、借りる本をよ~く考えて選ばないといけない時期です。
さくさく読める本ばかり借りると、すぐに読む本が枯渇してとても困るから、いつも悩みながら図書館内をうろうろしてます。
今は今で、テレビは特番だらけでいつも以上に見なくなるため、読書量が当社比大幅増量中。
たくさん読みたいからと、ロマンス小説ばっかし借りているのはどうかと思います。
自分でも引くくらいの冊数をどかどか読んでます。
ロマンス小説はテレビの時代劇と同じで、形式に慣れれば次々と見てられるから、楽なのですよ。

さて。
最近読んだ(ロマンス小説以外の)本です。

桜庭一樹『ばらばら死体の夜』。
この方、結構グロイ描写を突っ込んで来ます。
残酷グログロなんですが、嫌悪感をもよおすほどではないのは、どことなくファンタジーの雰囲気だからでしょうか。

勝山海百合『さざなみの国』。
第23回ファンタジーノベル大賞・大賞受賞作。
独特の暮らしをする、湖のあるむらに生まれ育った、さざなみという名の少年の生涯を追いかけます。
この作品も残酷でした。
ファンタジーは時に残酷。

松尾佑一『昼寝の神様』。
ちゃんと、「トイレの神様」も出て来ます。和式トイレの神様が。
しかし、「トイレの神様」ネタが通用するのは、あとどれくらいだろうかと……余計な心配か。
昼寝の神様の使いの動物(眷族)の、毛色が白くて寿司が好きな雄の柴犬の、「銀飯号」という名前はいいな~。
「銀飯号」は、「ぎんしゃりごう」と読む。
米好きのわたくしのハートをつかむ名前でした。  
タグ :読書


Posted by tack at 00:14Comments(0)本・小説

2011年12月19日

ものぐさエコ

寒い毎日であります。
昼間の好天気で少しは暖かくなるかと思いきや、とてつもなく寒いウチの中。
外のベランダの方が暖かく、室内が寒いとは何事か。
ウチには断熱材がないとか……いや、まさかな……でも、夏は夏でとことん家の中が暑いし、冬は家の中の方が冷え込みがきついし……建売の中古住宅だから、実際のところがてんで分かりませんよー。
そして冷え込みの厳しい我が家の中で、元気に飛び交っております、蚊が。
やつらは一年中元気です。

さて。
今年のペチカさんも元気に働いてます。
一度点火したら、その暖かさにすぐさま慣れてしまい、ストーブなしでは過ごせぬようになってしまいました。
今のところ、約30分で自室はほっかほかになるから、灯油の消費量は微々たるものですが。


その30分間に、熱を有効活用しないと!
ちなみに、やかんは水が入っておるのみです、乾燥防止のために。


という訳で、ホットミルクを作ってみました。
ラップをかけているのは、ほこりが入らないようにです。
あと、サツマイモやジャガイモを、水で洗ってアルミホイルで包んでストーブの上に乗っけて焼くと美味いんだ~。  
タグ :ストーブ


Posted by tack at 00:06Comments(0)日常

2011年12月17日

その話、桃色につき

飯沢耕太郎『きのこのチカラ きのこ的生き方のすすめ』を読了です。
以前に読んだ、『きのこ文学 名作選』を編んだのと同じ著者だと気付いたのは、図書館からこの本を借りて帰って読み始めてからです。気付くのが遅い。
ロシア人は屋外できのこを発見するや、うっきうきできのこを取る民族なのに、英米のアングロ・サクソン系の人は、きのこを見つけるや、嫌悪感をあらわに、きのこを踏みつけてつぶしてしまうと書いてあり、民族によってきのことのつきあい方は様々のようです。
日本人のマツタケ好きは、西日本の人に多い理由として、マツタケの産地が西日本に多いからだとか、なるほど~と楽しく読みました。

さて。
ここからはちょっとばかしオトナなモードに移行……というほどなものなのかどうか。
今まで散々、エロい系の本を読んではこのブログに書き込んでおるのに、何故か今回に限ってためらいを感じているので、つづきは以下に。 ↓  続きを読む
タグ :読書


Posted by tack at 23:59Comments(0)本・小説

2011年12月16日

的確なツッコミ

谷川流『涼宮ハルヒの分裂』を読みました。
シリーズ第9弾にして、次の『涼宮ハルヒの驚愕』につづく……って、今回この1冊しか借りて来なかったのにー!!
ちゃんと調べてから借りろ、と冷静な自己ツッコミが入りましたが、確かこの本を借りた時の書棚には次の巻はなかった気がする……どっちみちとほほな状況に変化なし。

さて。
ここから恒例(?)のロマンス小説を熱く語る、自己満足の世界に突入です。
興味のない方は、すっ飛ばしてくだされ。
時間と心に余裕のある方は、しばしのお付き合いを願いたく候。

そんな訳で、今回読んだ4冊、すべてヒストリカルロマンスというジャンルの、ちょっと昔のキラキラな舞踏会だの爵位を持つ金持ちだのがわんさと出て来る本について、がっつりといきましょうか。

マーガレット・ムーア『恋物語の悪役をあなたに』。
公爵令嬢なのに、読書好きが高じてロマンス小説を執筆中のヒロインが、悪役のモデルになる人を探していたら、ちょうど悪名高い子爵(とうぜん男前な見てくれ)を見つけて、相手をガン見するという、変てこさで始まるロマンス。
だいたい19世紀頃までの女性は、本を読む事をよしとしない風潮だったので、この小説のヒロインはかなりの変わり者です。
このヒロインは、小説の悪役のモデルとして相手の男を使い、作品を出版するとともに、そのモデルとラブラブになるちゃっかりさんでした。

ベティーナ・クラハン『花婿判定試験』。
良家の子女を預かる事もある修道院にいる、落ちこぼれ修道女見習いのヒロインのやる事なす事に頭を抱えている修道院長が、「花嫁が欲しい」とやって来た男にこれ幸いとヒロインを押し付けてます。
ていのいい厄介払いされてますよ、ヒロイン……。

キャロライン・リンデン『愛は暗闇の向こうに』。
英国内務省のスパイ(!)が、伯爵令嬢に一目ぼれして、ツタの絡まる壁をよじ登ってヒロインに会いに行くのはどうなのか。
顔がばれちゃいけないからと、いつも夜中に壁をよじ登り、眠っているヒロインの部屋に忍び込んだりと、いろいろむちゃくちゃやってます。
その割に、昼間に変装中のスパイが、あっさりとヒロインに見抜かれてましたが。

キャット・マーティン『緑の瞳に炎は宿り』。
今まで読んだロマンス小説の中で、断トツに生活力のあるヒロインでした。
もともと貴族階級の令嬢なのに、両親を亡くした後は裏社会で生き抜き、帽子作りの腕前が凄いヒロインですよ、充分ひとりで生きていけます。
なのに、親が決めた政略結婚の相手としぶしぶゴールするつもりなのに、ヒロインにも手を出すヘタレなヒーローと最終的にくっつくのだから、ロマンス小説はどうかしていて面白いです。
この本の巻末に、三浦しをんの特別寄稿がありまして、

“おまえは下腹が容易に硬くなりすぎる! 中学生男子か!”

という、ヒーローへの的確なツッコミに吹きました。
ロマンス小説は、ツッコミながら読むのが正しいのだと改めて思う今日この頃。  
タグ :読書


Posted by tack at 00:52Comments(0)本・小説

2011年12月14日

楽屋裏

12月生まれの某氏にメール添付しようと描いたイラストは、こんな感じの机の上にて仕上げました。


実は誕生日にてんで間に合わず、もんの凄い遅ればせながらのメールを送ってしまいまして、後悔しきりですよ。
もっと早くから絵を描けばいいものを……。

で。
着色は写真左手にある、固形水彩絵の具です。100円ショップでずいぶん昔に購入したやつ。
18色あるからと買ったものの、安物なので今いち使い勝手がな~。
根気よく水で絵の具を溶かさないといけませんし。
そしてとても不透明水彩。
ちょっとでも厚塗りすると、線画が消え失せます。恐るべし。  
タグ :イラスト


Posted by tack at 23:48Comments(0)制作

2011年12月12日

からくり

岡本綺堂(著)・結城信孝(編)『岡本綺堂 怪談選集』を読了。
短編13本、全て怪談です。
怪談ってのは、因果がどうのこうのと解説されるより、謎のままにしておくのが怖くていいな~と思います。
そしてこの本のように、現代ではなく昔の怪談のほうが、ぼんやり暗くてじめっとしていてなおよろしいかと。

ガストン・ルルー『オペラ座の怪人』。
この有名作品をまだ読んでいなかったわたくし。
映像化もされて……ますよね?
見てないなぁ。
オペラ座に勝手に住みついている怪人がうろうろする話、としか知りませんでしたが、いざ読んでみると、オペラ座の歌い手のクリスチーヌ・ダーエと、ラウル・ド・シャニー子爵と、オペラ座の怪人ことエリックによる三角関係じゃないっすか。
何より驚いたのが、オペラ座のからくり屋敷っぷりです。
忍者屋敷どころじゃない、からくりの規模も数も凄過ぎて唖然。

長嶋有『夕子ちゃんの近道』は、西洋アンティーク専門店なのに和箪笥も並んでいる骨董店、「フラココ屋」の二階に住むアルバイト店員の視点で語られる日々。
ほのぼの……だけじゃないな、妙な緊張感がそこはかとなく(?)漂ってました。
長嶋有の作品に出て来る女性は、「男性が理想とする現実にあり得ない女性像」ではないから、読んでいていちいちツッコミを入れなくて済むから楽です。  
タグ :読書


Posted by tack at 23:47Comments(0)本・小説

2011年12月11日

無果汁の威力/読んだ本

先日に友人Tと会いまして、その時に見つけたジンジャーエールのカシス味をば購入いたしました。


飲みかけの写真で申し訳ない。
うっかり撮り忘れて、あわてて途中でデジカメに収めた次第。

わたくし、炭酸飲料は苦手なんですが、ジンジャーエールなら何とか飲めますし、カシス味が大好きだからと買ってみました。
それにしても無果汁なのに、蓋を開けた瞬間から周囲に漂うカシスの匂いに驚愕。
香料って凄いな~。

このカシス風味のジンジャーエールは、友人Tと半分こしました。
その理由は、まあわたくしひとりで全部飲み干せないからと、おまけのストラップをいただいたからです。


これ、C.C.Lemonのペットボトルに付いてるおまけ。
nintendogsとのコラボのマルチーズ。

私 「ああっ、このマルチーズ、かわいいじゃないか!」
T 「そうなんだよ~。マルチーズのポーズがいいんだよ~」
私 「どうしよう……苦手なんだよC.C.レモン」
T 「じゃあ、私がこれ買うから、おまけだけ持ってっていいよ~」
私 「おお~ありがとう。私はこっちのカシス味を買うから、試飲してみようか」

……という訳で飲んでみた。

T 「無果汁なのに、ちゃんとカシス……!!」
私 「無果汁なのに! 香料のパワーって凄いな!!」

ふたりして無果汁を連呼して感動に震えてました。


こちらは友人Tがゲーセンでゲットしたチョコレートを、わたくしに分けてくれたもの。


不二家の『メロディ』と、グリコの『セシル』。
うわぁあああっ、懐かしい!!


ところで。
いきなり読んだ本について。

図書館でふと見つけて、表紙からしてインパクトが大きいな~と思ってましたが、中身も凄かったこの本。


新星出版社の、『カラー版 徹底図解 飛鳥・奈良 仏教伝来とともに日本が独自の道を歩みだした時代』なるこの1冊。
馬子・蝦夷・入鹿の、蘇我家3代の悪人顔にびびりました。
何もそこまで悪人顔にしなくても……と思うほどです。
この本にある、歴史人物想像画は、アクが強くて怖いっすよ!  
タグ :読書


Posted by tack at 00:11Comments(0)本・小説

2011年12月09日

見てみた

実写版の『らんま1/2』を見ましたよ~。
いや、実はアタマの5分くらいは見逃してしまっておりますが。
それでも一応見た事は見たって事で。
おやじ陣のキャストが何とも濃ゆかったっす。
それにしてもなぜ今やるのか実写化。
プロデューサーやディレクターが30代後半~40代で、彼らの青春時代の思い出の作品を、権力という名の魔法のステッキで、実写化の願望を具現化したのかしらと思うわたくしは腹黒いですかそうですか。
いつものごとくの物置部屋にて、ブラウン管テレビでの視聴だったのもあって、細かいところは今いち判然としない画面でしたが、テレビドラマオリジナルの話として楽しみました。  
タグ :テレビ


Posted by tack at 23:34Comments(0)日常

2011年12月08日

やっちまってる

三浦しをん『小暮荘物語』を読みました。
いまにも崩れそうな木造二階建てのアパート「小暮荘」に住む人や大家の犬(ジョン)や周囲の人たちの、一風変わった日常からなる7話です。
どことなく昏い雰囲気が漂う場面があって、そこが三浦しをんらしくて好きです。
もちろん、くすりと笑える所もバランスよくあって、楽しく読みました。

加藤耕一『「幽霊屋敷」の文化史』も読了いたしました。
TDLのホーンテッド・マンションのトリック解説、ゴシック小説の歴史、幻灯機、マダム・タッソーと蝋人形などについての本。
この本の序文を読み始めてすぐ、
(あれ、この文章に見覚えが……?)
と、わたくしのつたない記憶に引っかかりがあり、不安を感じて、「読書記録ノート」を調べてみると、やっぱり借りて読んでます、2009年6月に。
同じ本を借りてしまわぬようにとの予防で、図書館から借りた本のタイトルと著者名をノートに記録し始めて十数年。
それでも同じ本を借りてしまうのか……。
年に1回はやっちまってる気がしないでもない。  
タグ :読書


Posted by tack at 23:35Comments(0)本・小説

2011年12月06日

読んだ本

------そこの旅のお方。
「なんでしょうか」

で始まる、質疑応答小説(と言っていいのかどうか)の、福永信『一一一一一』を読みました。
タイトルは、「いちいちいちいちいち」と読むそうな。
質問者がほとんどああだこうだと説明的で、応答者は、「そうですね」「たしかに」「ええ」「そうでしょうね」と短い言葉しか発さない、変てこさ。
会話の中で、結構えぐい展開が待っているとは夢にも思わず。
ファンタジーでシュールでちょっとばかし残酷でミステリアスな小説でした。

そして、谷川流『涼宮ハルヒの憤慨』も読みました。
シリーズの8巻目。
図書館の蔵書で、今まで借りて来たこのシリーズのカラー口絵がことごとく破り取られておりましたが、市立図書館としてもどうにかせねばと思ったのでしょう。
表紙に、「お願い 本のイラストやページを切り取らないでください!」という、1.6×3.7cmの白い貼り紙があって、泣かせます。

妹尾ゆふ子『翼の帰る処』上・下巻を再読しました。
先日借りた3巻(の下巻)の影響。
内容のほとんどを忘れているのはいつも通り。  
タグ :読書


Posted by tack at 23:45Comments(0)本・小説

2011年12月05日

きのこ尽くし

飯沢耕太郎(編)『きのこ文学名作選』を読了ー!
日本の「きのこ小説」、「きのこ詩」16篇からなるアンソロジー本です。
きのこ愛に満ち満ちておりまして、きのこ好きなわたくしはもう、うっはうはでございます。
きのことくれば、これが入ってないと駄目でしょうな、狂言の『くさびら』もちゃんと収録されてます。
凝った装丁で、とても楽しい作りの本ですが、グレーのキラキラした紙に、緑がかった同系色(なのかな?)のインクのページは、ちょっと文字が見えづらくて苦労しました。
それにしても、さまざまなきのこ作品!
きのこが出て来る話は概して妖しいものです。
そして、どこか滑稽。
この本を読んでいる間、にまにま笑いっぱなしでした。  
タグ :読書


Posted by tack at 23:29Comments(0)本・小説

2011年12月04日

スプラッタホラー

本日またも図書館に行ったんですが。自転車で。
自宅を出てすぐの下り坂で、ひとつ目の信号に引っ掛かりまして、しようがないな~とブレーキをかけて信号待ちしていると、左手にある石材置き場に重ねて置かれた石材の上にカラスが一羽いて、ブロック塀越しにちらちら見えるのが気になり、何となく目を向けたんですよ。
石材の天辺で何をごそごそしてるのだろうかと目を凝らすと、カラスが足で押さえつけたモノを、がっつがつ嘴を突き刺しては、赤い何かを食べてるんですよ。
それがですね、どう見てもドバトなんです。
片羽がばっちり見えました。
その辺の公園でよく見かける色合いと模様です。

……嫌なものをばっちり見てしまった……と落ち込む。
映像がまぶたの裏に焼き付いてしまい、思い出すたびにゾッとします。  
タグ :カラス


Posted by tack at 23:35Comments(0)日常

2011年12月03日

最近読んだ本

気がつけば、結構な冊数を読んでおります。

最新刊は図書館にないとあきらめていたら、先日あっさりと発見しました、吉野匠『レイン9 過去からの亡霊』。
しかしまだまだ完結する気配がありません。何巻まで続くのだろうか。

読み始めたら、あまりの面白さに、「このまますんなり最後まで読み終えてしまうのは惜しい! もっと日数をかけてこの小説の世界に浸っていたい!」と、もだえながらそれでも一気読みしてしまったのが、ジョン・ディクスン・カー『火刑法廷 [新装版]』。
毒殺魔で、火刑に処された後に不死者と噂される、ブランヴィリエ侯爵夫人がらみの長編ミステリです。
妖しさ大爆発の、マリー・ドブレーという女性(侯爵夫人と同じ本名&顔もそっくり)が最高です。

アストリット・パプロッタ『死体絵画』は、ドイツ人作家によるミステリ。
暑い夏のフランクフルトで連続する、ホームレス殺人事件の犯人を、女性警部のイナ・ヘンケルが探す話。
全体的にとても重苦しい小説です。

レスリー・メイヤー『バレンタインは雪あそび』。
主婦探偵ルーシー・ストーン(が全然活躍しない)シリーズの5作目。
町の図書館の司書が殺害されてしまい、第一発見者になった主人公が事件に首を突っ込んで痛い目に遭ってます。毎回ですよルーシーさんが危険な目に遭うのは。

妹尾ゆふ子『翼の帰る処3 下 歌われぬ約束』。
上巻を読んでからずいぶんと時が経ち(下巻発行まで1年以上かかっている本なので)、どんな展開だったかを忘れるだろうなと心配していたらその通りでした。これはもう1巻目から読み直すしかないのでは。  
タグ :読書


Posted by tack at 23:50Comments(0)本・小説