2018年02月01日

まさにその通り。

<商人の町だけあって、大阪人の買いものは鋭く実質的だった。手当たり次第に、いい加減なものは買わない。品質と値段をにらみ合わせ、安ければ電車やバスに乗ってでも買いに来る。もちろん、電車賃、バス代も、はじめから商品価格にちゃんと見込んで、それでも勘定が合えば買いに来るのである。>

……これ、この大阪人の買い物って、わたくしの事じゃないっすかー!!
まさに図星。
まさにその通り。
という文章が載っている、山崎豊子 『暖簾(のれん)』 を読了しました。
淡路島から単身、大阪へ働きに出たひとりの少年が、昆布屋に丁稚として入り、商才を磨き、のれん分けされ独立して業績を上げるも苦難の連続で落ちぶれるが次男が再興するという、父子二代の大阪商人物語で、著者の処女作。
読みたかった 『白い巨塔』 が書架になかった代わりに借りた本でしたが、昆布の流通や加工法、のれんを大切にする大阪商人の心意気等々、とても面白かったっす。
  
タグ :読書


Posted by tack at 23:27Comments(0)本・小説