2018年02月11日

こんな夢を見た 17

私は学校にいる。

高校の新学年のクラス替えで、今までと教室が違うのだが、自分が何組なのか確かめたはずなのに、何も思い出せず、困惑しつつ校舎内をうろうろ歩いている。
もうすぐ授業が始まるというのに、自分の教室が分からない。
薄暗い階段を上って行くと、前に進めない一面の白い壁が立ちはだかる。
「なんだ、上に行けねぇのか」
「戻ろうぜー」
男性ふたりの声がすぐ背後から聞こえて振り返ると、白シャツに黒ズボンの制服を着た生徒が階段を下りて行く姿が見える。
私も階段を下りる事にした。
校舎だった建物の中は、オフィスと商業施設と学校がミックスされた奇妙な場所になっている。廊下から見えるのは、生徒が揃っている教室や、ガラス張りの小さなオフィス、灰色の重そうなドアに会社名が書かれた白いプラスチックの横長のプレート、飲食店も多々あるらしく、雑多な雰囲気である。そこかしこにいるのは学生服の生徒だけでなく、タイトスカートを穿いたOLもスーツのサラリーマンも、灰色やくすんだ青の作業服の人も、ランドセルを背負った小学生もちらほらいる。なのに、そこは私が通っている高校でもあるのだ。

あぁ、これは絶対に教室に入れない、目的の場所にたどり着けないパターンの夢だな。
以前から何度も見ているお約束な夢だと気がついても、私は謎の建物の中をさまよい続ける。外に出られないのもお約束である。




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